インナーチャイルドシリーズ
「インナーチャイルドを抱える原因となる出来事①」
いよいよ、インナーチャイルドの原因に焦点を当てていきます。
そのため、インナーチャイルドを癒し開放するためには、抱えるに至った原因を知り、自分の奥底に隠れているインナーチャイルドを掘り起こしていく作業が必要になります。
心の中にインナーチャイルドを抱えるようになる原因というのは、ほんの些細なもので、自分ではそれが原因だと気づかない…そう、それが当たり前だと思っていたことが原因の一つだったりします。
例えば…子供の頃に、テストの点があまり良くなくて、その結果を親に見せた時に、親の顔がほんの一瞬がっかりしたとします。
「そっか、下がっちゃったね」とか。
で、その後に親が切り替えたように
「でも次があるから大丈夫だよ」
とか言ったとしても、これだけで子供は傷つきます。
否定されたような気持になるでしょうし、もっと言うと自分は期待に応えられない悪い子なんだ…と、捉えてしまいます。
そして、成績でも振る舞いでもなんでも、自分は親の期待に応えなと良い子じゃないんだと「思い込む」ようになります。
そうして、傷つきたくないゆえに、必死に親へ対して「良い子」を演じるようになります。
こうしたほんの些細なことでも子供は傷つくんですが、勿論原因は至るところにあります。
しかし共通して言えるのは「親からかけられた期待」や「親のがっかりした顔」や「親からの心無い言葉(言うこと聞かなくて悪い子)」など「親」との関りが大半を占めています。
これは「毒親」と呼ばれるような親だけではありません。
本当に、親との関りのほんの些細なことでも傷を抱えるようになります。
それは何故起こるのか?
親も同様にインナーチャイルドを抱えて生きているからです。
インナーチャイルドを抱えた親は、自分のことでいっぱいですから余裕はありません。
親が悪いとかではなく、それが親の「ベスト」なだけです。
だから、子供の頃に言われて傷ついた言葉も、親が未熟だっただけだし、子供にとっては「無実の罪」なんですね。
長くなるので次回へ続きます
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